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2020/11/27

2020年11月27日の日経概況

2020年11月27日の東京株式市場は4営業日続伸しました。
終値は前営業日比107円40銭(0.40%)高の2万6644円71銭でした。
今週に入って1000円以上上げてきた上昇相場から、
朝方は利益確定の売りが先行してスタートしました。
売りが短時間で一巡すると景気の先行きへの期待が根強く、
早速押し目買いが入って上昇しながら今週の取引を終えました。
本日も最後までしっかりお読み下さい。

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【米国市場の動向】

米国市場は感謝祭で休場でした。

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【日本市場の動向】

日本市場は1991年4月以来の
高値を更新が続きましたが、
上昇の勢いは弱まる流れとなりました。

新型コロナウィルスの感染者数拡大に
歯止めがかからないことから
朝方は売りが先行してスタートしました。

上昇の勢いが強くなっている現象においては
大きく売られる動きにもなりにくく、
限定的な下げ幅の後は早速戻してプラスで終わりました。

前日の夕方に特報で三井不動産がTOBをかけると
報じられた東京ドームが買われ、
他の不動産銘柄にも買いが広がりました。
一方前日強かった自動車関連は利益確定に押されました。

日経の日足は下ヒゲの方が長い陽線を形成しました。
前日の終値付近でスタートして
下ヒゲを作りながら下げる場面もありましたが、

始値を超えて前日の高値も超えました。
高値と安値を切り上げたので
上昇トレンド継続になりました。

ボリンジャーバンドの+1σと+2σの間に
キャンドルが位置するバンドワークは継続、
過熱感はありながら上昇トレンドが止まる気配はまだありません。

過熱感の心配で利益を逃すよりは、
毎日利益確定の注文を引き上げながら
固めることに集中してください。

商いは大幅に増加して3兆円を超えました。
東証1部の売買代金は概算で3兆4069億円、
売買高は15億2950万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1500、
値下がりは608、変わらずは68銘柄でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

歴史的な1週間が終わりました。
ワクチン開発への期待、イエレン氏が財務長官に起用されるなど
米国方で市場フレンドリーと捉えられる材料が
相次ぐことから、週間では4桁を超える大幅高となりました。

来週も基本的には顕著な動きが続くものだと予想します。
ワクチン開発に関する大きな悪材料が出ない限り
売り込まれるような材料は見当たらないことから
上昇のモメンタムが一気に覚めるような流れにはなりにくいでしょう。

来週後半からは少しクールダウンする動きも見られるでしょう。
まず金曜日には米国の雇用統計が予定されている、
米国も日本市場も過熱感が懸念されるところを
十分過ぎていることなどを考えると
短い調整を入れてくる可能性は充分あるでしょう。

最も明るいシナリオはその後の週のイベントと
組み合わせて考えることができます。
12月10日のECB理事会、15日~16日の米国FOMCが予定されていますが、
さらなる金融緩和への期待が高まっています。

来週の雇用統計がその緩和を妨げないレベルで、
実際に追加の金融緩和が発表されると、
流動性の増加とともに市場はさらに盛り上がるでしょう。

その場合は景気敏感セクターの中で、調整を消化している
パルプ・紙、ゴム製品などの素材系、
軽々敏感セクターが一巡すると、割安感の強くなりつつある
水産・農林業は短期的なリターンを狙えるとして物色できます。

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【各市場の動き】
日経平均(円)
26,644.71 +107.40(0.40%)
ドル・円
104.03 – 104.04 -0.29(-0.27%)
ユーロ・円
124.03 – 124.05 -0.38(-0.30%)
ユーロ・ドル
1.1922 – 1.1924 -0.0004(-0.03%)
NYダウ工業株30種(ドル)
29,872.47 -173.77(-0.57%)
S&P500種
3,629.65 -5.76(-0.15%)
ナスダック
12,094.402 +57.617(0.47%)

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