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2020/12/10

2020年12月10日の日経概況

2020年12月10日の東京株式市場は反落しました。
終値は前営業日比61円70銭(0.23%)安の2万6756円24銭でした。
米国市場が追加経済対策をめぐっての与野党対立と、
コロナワクチン関連で英国から悪材料が出たことにより下落、
日本市場も売りが先行してスタートしました。
売りが一巡した後は再び押し目買いが入ってきて、
下値は固く、まだ上昇トレンドは崩れていません。
本日も最後までしっかりお読み下さい。

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【米国市場の動向】

米国市場は反落しました。
ダウ工業株30種平均は反落、
前営業日比105ドル07セント(0.3%)安の3万0068ドル81セント、
ナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反落して
前営業日比243.821ポイント(1.9%)安の1万2338.953で取引を終えました。

ワクチン関連、追加経済対策を巡っての
悪材料が市場を抑えましたが、
下値は固く、下げ幅は限定的でした。

ファイザーのワクチンは承認し、
接種が8日にスタートした英国では
アレルギー反応が出るリスクがあるとの報道で
ワクチン期待の相場に水を刺しました。

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【日本市場の動向】

日本市場は米国市場が下落、
特にハイテク関連のナスダックが大きく下落して
懸念が広がり、売りが先行してスタートしました。

米国の追加経済対策をめぐって
与野党が対立する情勢が再び強まり、
投資家心理が悪化しました。

前日に29年ぶりの高値を更新したことで
利益確定が出やすいタイミングに来ていたこともありますが、
話題のSBG(ソフトバンク)が
一銘柄で商いの2割を占める大賑わいで
市場を支えました。

日経の日足は上ヒゲの方が長い短陽線を形成しました。
前日から高値は切り下げ、安値は切り上げたので、
形では持ち合い、高値圏での持ち合いが続く形になりました。

持ち合ってはいますが2日前の深い押しから
すぐ切り替えしたので、
下値が固いと言う流れに変更はありません。

前日は2万7000円台に今月だけで
3回目の挑戦になると解説しましたが、
そのためには前日12月9日の高値を上に抜ける必要があります。

東証1部の売買代金は概算で2兆7269億円、
売買高は11億8216万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は1339、
値上がりは739、変わらずは101銘柄でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

コロナワクチンで盛り上がった市場は、
同じ材料で押されました。
95%の効果があると期待が高まってスタート、
接種を始めると早速アレルギー反応が出たとのことで、
当局から注意を発せられました。

治験と違って、大量の接種が始まると
予想しなかった副作用がでるのは
ある意味当然と言えば当然で、

慌てるよりはワクチン開発の途中、
“一時期止まりました”と言うニュースが流れた時のように
落ち着いて流れを眺めていれば良いことでしょう。

そのような姿勢が今の市場には表れているのではないでしょうか。
本日の下値の硬さはそれを物語っているかも知れません。

明日は週末で、メジャーSQ、
午前中は荒れる要素が満載なので、
一歩離れて、冷静になる姿勢が尚更求められます。

タイミングよく精密機器、特にSUMCOなどの
半導体関連が推されてくれたので、
リバウンドを狙えるチャンスがめぐってきました。
精密機器関連は継続して注目しましょう。

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【各市場の動き】
日経平均(円)
26,756.24 -61.70(-0.23%)
ドル・円
104.48 – 104.50 +0.26(0.24%)
ユーロ・円
126.38 – 126.40 -0.02(-0.01%)
ユーロ・ドル
1.2094 – 1.2095 -0.0034(-0.28%)
英ポンド・円
138.94 – 139.00 -0.60(-0.42%)
NYダウ工業株30種(ドル)
30,068.81 -105.07(-0.34%)
S&P500種
3,672.82 -29.43(-0.79%)
ナスダック
12,338.953 -243.821(-1.93%)

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