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2020/12/14

2020年12月14日の日経概況

2020年12月14日の東京株式市場は反発しました。
終値は前営業日比79円92銭(0.3%)高の2万6732円44銭でした。
米国市場が連続のまちまちな動きで方向感なしに
動きましたが、下値は固く、日本市場も底固く推移しました。
DIの改善を背景に景気回復への期待で買いが先行、
200円の上昇幅まで進みましたが、売り一巡後は感染拡大がネックで
上昇幅が縮小しながら取引を終えました。
本日も最後までしっかりお読み下さい。

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【米国市場の動向】

米国市場は反発と反落、まちまちな動きが続きました。
ダウ工業株30種平均は反発、
前営業日比47ドル11セント(0.2%)高の3万0046ドル37セント、
ナスダック総合株価指数は反落して
前営業日比27.936ポイント(0.2%)安の1万2377.872で取引を終えました。

米ファイザーと独ビオンテックが
共同開発しているコロナワクチンの使用がFDAで
承認される見込みになり、景気正常化への期待から
買いが進みました。

30,000ドルを挟んでは攻防が続き、
力強く上に抜け出してないことから
上昇幅は限定的でした。

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【日本市場の動向】

日本市場は期待が先行して
買い優勢でスタートしました。
米国市場の下値が硬いことや、
朝方発表されたDIが市場予想のマイナス14を上回り、
マイナス10と改善されたことを支えに
上昇幅は200円まで進む場面がありました。

買いが一巡すると、感染拡大が続くこと、
東京都と名古屋市を目的地とするGo Toが一時除外される
方針が伝わったことを反映して
上昇幅は縮小されました。

6業種以外の27業種が上昇、
特に海運業、機械、輸送用機器などの
景気敏感セクターが買われました。

日経の日足は長い上ヒゲを持つ短陽線を形成しました。
前日の高値と安値を切り上げましたが、
3日にわたって横ばいが続き、
持ち合いの流れを抜け出していません。

強い勢いはありませんが、
先週説明した通り、下値が固いと言うところに意味があり、
ずっと抑えられている高値を抜け出すと
一気に上に向かって爆発する可能性を秘めています。

また現在の持ち合いは、
この1年で売買高が最も集中しているところになりつつあるので、
上に抜けた後は強力なサポートとなる可能性が高いでしょう。

東証1部の売買代金は概算で2兆3331億円、
売買高は11億5345万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1333、
値下がりは755、変わらずは92でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

先週末は2020年を振り返って2021年の経済展望とともに、
投資戦略について説明する特別講演を行いました。
注目する人が多い業種、銘柄はやはり動きも活発になるので、
これと言う方向感が見えない相場の中でも
取引は活発になります。当然のことではありますが。

国策として進められている再生エネルギー、
EVの普及、両方にまたがっている蓄電池、
全個体電池は最も市場を賑わせた分野でもあります。

ここにきてトヨタ自動車が強い勢いで
動き出しているのは、
現行の自動車モデルではなく、
全個体電池に強みを持っている側面が評価されていると
考えるべきでしょう。

この流れが当分途切れることはないので、
電池関連、再生エネルギー関連は
来年にかけて注目する分野です。
同時に、景気敏感銘柄にまた買いが回ってきたので、
サイクル上、一回裏方に回った
ディフェンシブ系が近いうちに物色されます。
短いトレードを好む方は注目しましょう。

もちろん、今週のFOMCは
最重要チェック事項です。

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【各市場の動き】
日経平均(円)
26,732.44 +79.92(0.30%)
ドル・円
103.85 – 103.87 -0.21(-0.20%)
ユーロ・円
126.12 – 126.14 -0.11(-0.08%)
ユーロ・ドル
1.2143 – 1.2145 +0.0013(0.10%)
NYダウ工業株30種(ドル)
30,046.37 +47.11(0.15%)
S&P500種
3,663.46 -4.64(-0.12%)
ナスダック
12,377.872 -27.936(-0.22%)

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