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2020/12/29

2020年12月29日の日経概況

2020年12月29日の東京株式市場は大幅に続伸しました。
終値は前営業日比714円12銭(3%)高の2万7568円15銭でした。
30年4カ月ぶりの高値で1990年8月以来の記録です。
前日の米株式相場は上昇、日本市場は米国市場を上昇させた
追加経済対策の成立を引き継ぎ、投資家心理がリスクオン、
幅広い銘柄が買われました。新年に向かってのポジティブなサインです。
本日も最後までしっかりお読み下さい。

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【米国市場の動向】

米国市場は上昇しました。
ダウ工業株30種平均は3営業日続伸して、
前営業日比204ドル10セント(0.7%)高の3万0403ドル97セント、
ナスダック総合株価指数も上昇して
前営業日比94.689ポイント(0.7%)高の1万2899.423で取引を終えました。

S&P500種株価指数も32.30ポイント(0.9%)高の3735.36で
3指標揃っての最高値更新となりました。
追加経済対策について、訂正を求めていた
トランプ氏が署名、27日に成立ことを受け、
投資家心理が強気に傾きました。

ハイテク、景気敏感銘柄に買いが入る他、
コロナにより大きく押されていた業種にも買いが向かいましたが、
感染者拡大は続いていることから
上値が思い場面も見られました。

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【日本市場の動向】

日本市場は米国市場の上昇を背景に、
外が先行してスタートしました。
80円台の上昇幅でスタートしましたが、

市場を抑えてきた不透明要因が
ほとんど解消されたことを受け
上昇幅は拡大、
2万7600円台を超える場面もありました。

11月から継続して2万7000円台が
壁として意識されていましたが、
その壁を一回突破したことが市場で認知されると、

強気につながり一気に28,000円台を
伺うよう展開になりました。
空運業、陸運業などコロナにより押されていた業種が注目され、
33業種中31が上昇、ゴム製品、鉱業は
利益確定におされました。

日経の日足は丸坊主に近い陽線を形成しました。
前日の終値から上離れしてスタート、
そのまま上昇して
上向きのキャップをあけました。

狭い範囲の中に収まってきた
ボリンジャーバンドの+2σを
寄り付きの段階で抜け出して
スタートしたので、強いトレンドの発生を意味する
スプラッシュが発生しました。

一気に28,000円を伺う展開になりましたが、
明日は利益確定でポジションを
閉じる動きが出てきても
新年に向かって強いサインを出した1日になったので、
落ち着いて対処しましょう。

商いは活況の目安とされる2兆円を回復、
東証1部の売買代金は概算で2兆2042億円、
売買高は10億2087万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1814、
値下がりは316、変わらずは46銘柄でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

前日は「心理的に大事なことは
27,000円を超えるか、乗せておわるというよりは
“一回届いた”という記録を残すこと」、
「下値が固く、
27,000円を超えたことを投資家の中に残して
今年を締めくくることができれば
新年度相場に対しては期待が膨らむ」と解説しました。

言葉通りに、一回触れるだけでも大きい意味があるという
意味でしたが、触れるくらいではなく、
一気に28,000円を伺う展開になりました。

短期の売買に注力するトレードが中心とは言え、
新年に向かって、強気でいいというサインを出してきたのは
非常にポジティブな材料です。

取引の最終日である明日は
利益確定が出る可能性はもちろんの念頭にいれても、
年末年始に世界大戦勃発くらいの
材料がない限り、上昇トレンドは継続すると
予想できるので、慌てることはないでしょう。

追加経済対策を材料にしているので、
注目すべきは景気敏感業種、
それを支える、素材系、電子部品などです。

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【各市場の動き】
日経平均(円)
27,568.15 +714.12(2.66%)
ドル・円
103.63 – 103.64 +0.17(0.16%)
ユーロ・円
126.95 – 126.97 +0.41(0.32%)
ユーロ・ドル
1.2245 – 1.2247 +0.0014(0.11%)
NYダウ工業株30種(ドル)
30,403.97 +204.10(0.67%)
S&P500種
3,735.36 +32.30(0.87%)
ナスダック
12,899.423 +94.689(0.73%)

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