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2019年12月2日の日経概況

東京株式市場は大幅に反発しました。
終値は前営業日比235円59銭(1.01%)高の2万3529円50銭でした。
米国市場が反落しましたが、中国関連の指標が7ヶ月ぶりの好調さを
みせるなど、外部要因を頼りに年初来高値を更新しました。
商いが薄い相場が4日連続続き、上昇の勢いを感じるには
難しい相場でもあります。
本日も最後までしっかりお読みください。

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【米国市場の動向】

米国市場は反落しました。
ダウ工業株30種平均は反落して、
前営業日比112ドル59セント(0.4%)安の2万8051ドル41セント、
ナスダック総合株価指数も反落して
前営業日比39.704ポイント(0.5%)安の8665.471で取引を終えました。

感謝祭の翌日、午後1時までの短縮取引だったので、
大きな材料になるようなことはなく
利益確定の売りが中心でした。

27日にトランプ氏が香港人権法案に署名したことが
影を落とすことが続き、
中国関連銘柄に売りが継続しました。

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【日本市場の動向】

日本市場は外部要因が主導して大きく反発しました。
中国関連指標では11/30に発表された
製造業購買担当者景気指数(PMI)が50.2、
7ヶ月ぶりの50超えを見せたことが
投資家心理を改善させました。

先週の展望でポイントとしてあげた
年末商戦の出足も好調であったことも
上げ幅を拡大させる要因となりました。
国内材料が不足する中、商いも低調で、
2兆円割れが続いています。

石油、鉱業の2業種以外はすべての業種が上昇、
海運業、ガラス、繊維など景気敏感銘柄が
上昇率の上位を占めました。

大幅な反発にもかかわらず、
商いは閑散相場で、再び2兆円以下でした。

東証1部の売買代金は概算で1兆6942億円、
売買高は9億4696万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1515、
値下がりは542、変わらずは100銘柄でした。

日経の日足は短い上下髭をもつ陽線を形成しました。
前日の高値と安値を明確に切り上げ、
テクニカル上でも上昇して、終値では意識されていた
23,500円を超えて引けました。

終値では超えていますが、23,500円を抜けたと言えるようになるのは
本日の高値を上にブレイクし、11/26の高値も実体で超えてくるときです。
再び年初来高値を更新して、勢いは強くなっていますが

すぐ上にはボリンジャーバンドの+2σが横ばいで待っている、
前回の高値(11/26, 11/08)など、抵抗になるところが
数カ所あります。
今週中にこれを抜けてくると、年度末の株高は実現される可能性が高くなります。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

日経225はついに年初来高値を更新しながら
23,500円に乗せると同時に
TOPIX、JPX400などの主な指数が軒並み
年初来高値を更新してきました。

本日の大幅上昇には少し疑問符がつく部分があります。
主な上昇要因となる中国のPMIでは
当の中国はほとんど上昇してないこと、
そして4日連続の2兆円割れを記録するほど低調な商いです。

これらを考慮して判断すると実態を持って上値を追う
本当の意味での上昇相場というのは
エネルギーの弱さを感じます。

先週まで好調だったマザーズはマイナスに転じ、
規模別の指数では中型の強さが目立つ動きだったので、
個人の資金が小型のマザーズから利益確定して、
中型の方に循環しているサインとして考えることもできるでしょう。

本日の米国市場が強い動きを見せると、
さらに日本市場も強くなりますが、
ニュース一つで幅の大きな調整は入る可能性の高い
相場でもあるので、注意が必要です。

中型への循環が見られることから、
輸出関連の中型銘柄に注目してみましょう。
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【各市場の動き】
日経平均(円)
23,529.50 +235.59(1.01%)
ドル・円
109.67 – 109.68 +0.18(0.16%)
ユーロ・円
120.77 – 120.81 +0.21(0.17%)
ユーロ・ドル
1.1013 – 1.1016 +0.0002(0.01%)
NYダウ工業株30種(ドル)
28,051.41 -112.59(-0.39%)
S&P500種
3,140.98 -12.65(-0.40%)
ナスダック
8,665.471 -39.704(-0.45%)

ジョン・シュウギョウにより毎日更新される日経概況のバックナンバーは
TBLのホームページでご覧頂けます。

http://www.tbladvisory.com/topics/

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